2026.10.27
FC説明会で聞くこと|後悔しないためには?費用と収益、選び方まで詳しく解説
説明会の前日、質問を書いたメモ帳を開いたまま、手が止まっています。行けば何か聞かれるのは分かっている。でも何を聞けば「騙されない」のかが、はっきりしません。「加盟金のことを正面から聞いたら失礼なのか」「儲かるかって、聞いていいのか」「聞いたところで、本当のことを言うのか」。説明会で聞くことは、収益の前提、費用の内訳、契約の出口、開業後の支援、辞めた店の数の5つに絞れます。迷いやすいのは、質問の数を増やすほど「答えを評価する物差し」が自分に無いと気づくからです。この記事では、5つの質問をどう聞き、答えのどこを見れば本部の姿勢が分かるかを、他の本部にも同じ物差しで当てられる形で整理します。読み終えたとき、明日のメモ帳に何を書き足し、何を消すかを自分で決められる状態を目指します。
説明会に行く前に押さえたい3点
- 説明会は本部にとって「募集の場」であり、聞かなければ出ない情報のほうが多い
- 質問は5つに絞る。収益の前提条件、毎月の費用、解約条件、開業後の支援の回数、閉店や解約した店舗の数
- 答えの中身より「書面で出せるか」を見る。口頭だけの答えは比較表に載せない
説明会の帰り道に残す要点3つ
- 収益の数字には「どの地域・どの規模の店の実績か」を必ず添えて記録する
- 費用は加盟時に払う一括の額だけでなく、毎月出ていく固定費として書き直す
- その場で申込書を出さない。2社目の説明会が終わるまで比較表を閉じない
この記事の結論
一言で言うと、説明会で聞くことは「儲かりますか」ではなく「その数字の前提は何ですか」です。最も重要なのは、答えを口頭で受け取らず、書面で残すこと。失敗しないためには、同じ5つの質問を2社以上に当て、答え方の違いそのものを比較の材料にすることです。
会社員が初めてFC説明会に行く前に、5つの質問をどう組み立てるか
収益の質問は「月商」ではなく「粗利と固定費の前提」で聞く
正直なところ、説明会で一番多い質問は「月にいくら売れますか」です。そして一番役に立たない質問でもあります。返ってくるのは、条件のよい店舗の月商だからです。よくあるのが、月商の数字だけを持ち帰り、粗利率と固定費を引かないまま家族に見せてしまう失敗です。聞き方を変えます。「その月商は、どの地域の、開業何年目の、何人で回している店の数字ですか」「粗利率はいくつで、家賃と人件費と本部に払う費用を引くと、手元にいくら残る前提ですか」。公正取引委員会の「フランチャイズ・システムに関する独占禁止法上の考え方」では、本部が売上や収益の予測を示す場合、根拠となる事実や資料を提示することが求められています。前提条件を答えられない数字は、比較表に書かないと決めておくと、その場の熱に流されにくくなります。
費用の質問は、加盟金の額より「毎月出ていくお金」と「途中で増えるお金」を聞く
加盟金の額を聞くこと自体は失礼ではありません。ただし、額を聞いて安心するのは早いです。加盟金やロイヤリティの水準は本部と業種で大きく異なり、中小企業庁が公開しているフランチャイズの手引きでも、契約前に費用の全体像を書面で確認するよう案内されています。カーマッチのように、自己資金は「販売したい台数や売上によってさまざま」として資料と面談で案内する本部もあります。聞くべきは3つです。加盟時に一括で払う費用の内訳、毎月固定で出ていく費用、そして開業後に「追加で」発生しうる費用です。広告費、システム利用料、研修の実費、更新料。この3つを分けて聞くと、本部ごとの答えの粒度がそろい、比べられるようになります。実は、費用の総額より「途中で増える費用があるか」の答え方に、本部の姿勢が出ます。
契約の出口は、説明会で一番聞きにくく、一番聞いておくべき質問
「まだ入ってもいないのに辞める話をするのは気が引ける」という相談は多いです。その気持ちは普通です。ですが、契約期間、中途解約の条件、違約金、契約終了後の競業避止の範囲は、加盟後に一番もめやすい部分でもあります。小売業や飲食業のフランチャイズでは、中小小売商業振興法により、契約前に法定開示書面を交付することが本部に義務付けられており、契約期間や解約条件はそこに記載されます。対象外の業種でも、契約書の案を事前に見せてもらえるかは聞いて構いません。ケースによりますが、「解約の話は契約の段階で」と先送りする本部と、その場で書面の該当箇所を示す本部があります。どちらが正しいと決めつける必要はありません。ただ、その反応は比較表に書き込んでおく価値があります。
説明会の答え方から本部を見極める、比較した人が確認していたポイント
開業後の支援は「回数・形式・誰が来るか」まで聞くと差が出る
「サポートが充実」という言葉は、どの本部の資料にも書いてあります。比較した人が確認していたポイントは、言葉ではなく回数と形式です。開業前研修は何日か、開業後の研修は月に何回か、対面か画面越しか、来るのは営業担当か実務経験のある人か。例えば自動車の自社ローン事業を選択肢に入れるなら、カーマッチは全部で8つのサポート研修制度、実店舗での実務者研修、毎月1回の対面研修を公式に掲げています。自社ローンは販売店との分割払いであり、支払いが滞らないためのノウハウと、滞ったときの対処の研修があることも公開されています。「研修の回数と内容が書面にあるか」という基準は、飲食でも買取でも同じように当てられます。答えが「随時対応」だけなら、それも記録です。
閉店・解約した店舗の数と理由は、法定開示書面で裏を取る
説明会で紹介されるのは、うまくいっている店です。そこで聞くべきは、うまくいかなかった店の数です。法定開示書面には、直近の事業年度における加盟者の店舗数の推移、つまり新規、解約、契約終了の数が記載される項目があります。「昨年、何店が閉店や解約になり、主な理由は何でしたか」と聞き、書面の数字と突き合わせます。数がゼロである必要はありません。理由を答えられるかどうかが大切です。カーマッチは5年で加盟店160店舗突破、異業種からの参入が7割以上と公表しています。これはカーマッチ全体の実績であり、個々の店の成果を約束するものではありませんが、「異業種からの参入者が多い本部なら、未経験者向けの研修と失敗例の共有がどうなっているか」を聞く糸口にはなります。
不安だった人が納得できた判断基準と、説明会後にたどる流れ
多くの方がたどる流れは似ています。相談前は「騙されないか」「自分にできるのか」で止まり、説明会に行くと「思ったより感じがよかった」で揺れ、帰宅して口コミを検索し直し、また分からなくなる。最初は半信半疑で質問リストを作った方が、「答えの内容より、答え方で決められた」と話すことは珍しくありません。不安だった人が納得できた判断基準は、たいてい次の4つに収まります。収益の数字に前提条件が付いているか。毎月の費用と途中で増える費用が書面にあるか。解約条件を先に開示するか。閉店した店の数と理由を答えるか。
その上で、決めた理由として多いのは「聞きにくい質問に書面で答えた」、見送った理由として多いのは「前提条件を聞くと話題が変わった」でした。カーマッチの公式サイトに載るオーナーの声では、多摩西店の藤原オーナーが「もう一つの事業の柱として」加盟した経緯を語り、山口下関店の百武オーナーは加盟4か月から毎月15台の販売が安定したと述べています。いずれも個人の実績と感想であり、成果を保証するものではありません。それでも、既存事業への追加という道があること、専用ファイナンスや仕入れ資金を本部が立て替える「買うマッチ」のような仕組みが公開されていることは、質問を組み立てる材料になります。
道は加盟だけではありません。独自開業は自由な代わりに、仕組みも失敗例も自分で集めることになります。副業から段階的に進める道は資金の負担が軽い反面、説明会で「専業が条件」と言われることもあります。既存事業への追加は顧客基盤を活かせますが、本業との時間の取り合いを見誤ると両方が薄くなります。5つの質問に対する2社以上の答えが手元にそろい、家族に見せる比較表が埋まりかけている人は、今すぐ相談に進んだほうが早いです。まだ1社の説明会しか行っていないなら、この状態ならまだ間に合います。もう1社、同じ質問を持って行ってください。
よくある質問
Q1. FC説明会で、最初に聞くべきことは何ですか
A1. 収益の数字の前提条件です。地域、開業年数、人数、粗利率の4点を添えて答えられるかで、その後の質問の重みが決まります。
Q2. 加盟金やロイヤリティの額を聞くのは失礼ですか
A2. 失礼ではありません。ただし額は本部と業種で大きく異なるため、内訳と毎月の費用、途中で増える費用の3つに分けて聞くほうが比較に使えます。
Q3. 説明会で「儲かりますか」と聞いてもいいですか
A3. 聞いて構いませんが、答えは条件のよい店の数字になりがちです。「その数字の前提は何ですか」と続けて聞き、口頭の答えは比較表に載せないでください。
Q4. 説明会の場で申込書を渡されたら、どうすればいいですか
A4. 持ち帰ります。法定開示書面の対象業種なら、契約前に書面を受け取り読む時間があります。2社目の説明会が終わるまで、申込は待って構いません。
Q5. 閉店した店の数を聞いて、答えてもらえなかった場合は
A5. その反応を記録し、法定開示書面の店舗数の推移で確認します。数より、理由を答えられるかどうかが比較の材料になります。
Q6. 未経験の業種でも、説明会で何を聞けばいいか分かりますか
A6. 業種を問わず5つの質問は共通です。カーマッチでは異業種からの参入が7割以上と公表されていますが、どの本部でも開業前研修の日数と開業後の回数を確認してください。
Q7. 家族に説明会の内容をどう伝えればいいですか
A7. 話した印象ではなく、5つの質問と答えを1枚の表にして見せます。空欄が残っている項目が、次の説明会で聞くことになります。
Q8. 何社の説明会に行けば、比較として十分ですか
A8. 最低2社、できれば3社です。同じ5つの質問を当て、答え方の差を並べると、1社では見えなかった基準が浮かびます。
まとめ
- 説明会で聞くことは、収益の前提条件、毎月と途中で増える費用、解約条件、開業後の支援の回数、閉店した店の数の5つ
- 「月にいくら売れるか」ではなく「その数字の前提は何か」を聞く
- 答えは口頭で受け取らず、法定開示書面や契約書の案で裏を取る
- 答えの内容より「書面で出せるか」「話題を変えないか」が本部の姿勢を映す
- 同じ質問を2社以上に当て、答え方の違いを比較表に残す
明日の説明会は、質問を5つに減らして行ってみてください。迷っているなら、まず候補の資料を並べ、同じ質問を各社に当てるところから始めれば十分です。答えを並べた結果、どの本部も自分の基準に合わないと分かったなら、加盟しないという判断も正しい選択です。逆に、書面で答えてくれた本部に「もう少し詳しく聞きたい」と思えたなら、その質問を持って面談に進むのが、今できる一番確実な一歩です。
カーマッチのフランチャイズについて、資料だけでも
カーマッチは、信販会社の審査に通らなかった方にも車を届ける「自社ローン」事業のフランチャイズです。創業から5年で加盟店160店舗を超え、異業種からの参入が7割以上。専用ファイナンス・8つの研修制度・本部が運用するWEB集客・仕入れ資金の立替(買うマッチ)で、未経験の方や、もう一つの事業の柱を探している経営者の方の開業を支えています。
加盟金や自己資金の目安、収益の考え方は、資料とオンライン面談で具体的にご説明します。資料を見て「やらない」と決めていただいても構いません。まずは比較の材料として、お手元に置いてください。
資料請求・無料相談を申し込む
お電話でのお問い合わせ 052-982-7337
※「5年で加盟店160店舗突破」「異業種からの参入が7割以上」はカーマッチ全体の実績です。掲載の内容は加盟の時期・地域・ご契約の条件によって異なる場合があります。収益や販売台数をお約束するものではなく、実際の成果は立地・営業の状況・市場環境によって変わります。お客様への自社ローンのご提供には所定の審査がございます。
運営:株式会社カーマッチ(〒451-0072 愛知県名古屋市西区笠取町1丁目11-1)
